PHP には、スーパーグローバルと言う『すべてのスコープで使用できる組み込みの変数』が存在します。この中でも特に WEBアプリケーションにおける FORM からの送信で作成される変数を・と書きます。この二つの変数名は、FORM 要素の属性の値として指定可能な文字列より命名されたものです。 その次に重要なスーパーグローバル変数は、です。この中には常にその時の PHP を取り巻く環境変数が設定されているので、WEB アプリケーションではこのうちのいくつかを利用する事になります。
Array ( [MIBDIRS] => C:/xampp/php/extras/mibs [MYSQL_HOME] => \xampp\mysql\bin [OPENSSL_CONF] => C:/xampp/apache/bin/openssl.cnf [PHP_PEAR_SYSCONF_DIR] => \xampp\php [PHPRC] => \xampp\php [TMP] => \xampp\tmp [HTTP_HOST] => localhost [HTTP_CONNECTION] => keep-alive [HTTP_CACHE_CONTROL] => max-age=0 [HTTP_SEC_CH_UA] => " Not;A Brand";v="99", "Google Chrome";v="91", "Chromium";v="91" [HTTP_SEC_CH_UA_MOBILE] => ?0 [HTTP_UPGRADE_INSECURE_REQUESTS] => 1
1) REQUEST_METHOD : ブラウザからどのように送られたかが設定されるので、またはが値となります。 2) と : どちらも同じ値で、実行されたスクリプトのパスが設定されます。 さらに、WEBアプリケーションにログインは付き物ですから、その際かならず使用する事となるという変数があります。これは、一定時間ユーザがページを移動してもサーバ側で値を維持可能な変数です。 これらの変数は、PHP をデバッグする上で重要な値を常に保持しているので、という関数でページの最後に出力しておくと良いでしょう。また、WEBアプリの都合上画面上に出す事が容易で内場合は、この関数の第二引数を true にして出力を文字列に変換し、関数を使ってテキストファイルとして出力する事も考えましょう。 WEBアプリケーションは、基本的には文字列を扱う操作が重要になります。その為、文字列の中に変数を埋め込んだり、HTML の中に PHP の変数を埋め込んだりする事が多々あります。文字列の中に変数を埋め込む場合はを使用してその間に変数を記述します。また、埋め込まずに他の文字列と変数を連結する方法もあります。その場合 PHP では連結記号(結合演算子)としてが使用されます。 しかし、文字列は通常ダブルクォート内で作成される為、ダブルクォート文字そのものを表現するにはする必要があります。その為可読性が悪くなるので以下のような技術を使うと記述も楽になり、視認性も良くなります。
$syozoku = ""; while ($row = $statement->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)) { $syozoku .= <<<GAMEN <option value="{$row["コード"]}">{$row["名称"]}</option> GAMEN; }
このような方法をと言います。
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- MySQL : 結合によるデータ作成と調整 : 14
- MySQL : 外部からのアクセス・結合( JOIN ) : 15
- MySQL : エクスポート・インポート : 16 ( 5x2 1x2 2x2 )
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