✅ 設定 ✅ スクロール表示を一時停止する ✅ 全画面表示 ✅ 入力コマンドを履歴から選択 ✅ 基本的なコマンドと環境変数の組み合わせ ✅ リダイレクトでテキストファイルを作成する ✅ コマンドの使い方を見る ✅ 32ビット用のコマンドプロンプトを実行 ✅ フォルダやファイルを作業する時の基本コマンド ✅ クリップボードへのコピーと取得 ✅ ネットワーク関連の基本コマンド ✅ サービスの開始と終了 ✅ コマンドプロンプトで 10秒スリープ ✅ レジストリのキーと値を取得する ✅ GUIDをクリップボードにセット ✅ 誰でもフルアクセスできる共有を作成 ✅ シャットダウンダイアログの表示 ✅ キャラクタセットを変更する ✅ バックアップに xcopy を使用する
設定
サイズは自由ですが、ここではテンプレートとして幅はレガシーなサイズを使用しています
スクロール表示を一時停止する
コマンドプロンプトウインドウをクリックして下さい
再開は任意のキーやマウスの右クリックです。なので、できるだけすぐスクロールを止めたい場合は CTRL+C を連打(2回)します
スクロール表示内容をしっかり見たい場合は、more にパイプで渡します
dir c:\windows\system32 | more
more の結果を一行づつ進めるのは Enter で、ページ毎に進めるのは space です
全画面表示
( ALT+TAB で他の実行中のウインドウを表示しています )
F11 または、ALT+Enter で全画面表示となります。 どちらで実行しても、F11 または ALT+Enter で元に戻ります
入力コマンドを履歴から選択
F7 で開いて、ESC で閉じます。上下カーソルで選択して Enter で実行されます。 コマンドライン上で上下矢印キーで実行せずに選択できます
基本的なコマンドと環境変数の組み合わせ
1) cd \u*\%username%\des* 2) cd %appdata% 3) echo %cd% 4) start %temp%
1) フォルダ文字列にワイルドカードと環境変数を使用してデスクトップへ移動します。
2) Users\ユーザ名\AppData\Roaming へ移動します
3) 現在のフォルダを表示します
4) テンポラリフォルダをエクスプローラで開きます
リダイレクトでテキストファイルを作成する
1) echo on > empty.txt 2) help > help.txt 3) dir > list.txt & dir c:\windows >> list.txt 4) type con > message.txt 5) type nul > message.txt 6) sort /r < help.txt > help2.txt
1) 空のファイルを作成
2) help で表示される内容を help.txt というファイルに書き込む
3) カレントのファイル一覧と、c:\windows のファイル一覧を list.txt に書き込む
4) キーボードから入力した内容を message.txt に書き込む( 最終行で CTRL+Z )
5) 空のファイルを作成
6) help.txt の内容を逆ソートして help2.txt に書き込む
コマンドの使い方を見る
🔻 引数無しで実行
🔻 /? を付けて実行
🔻 英語系のコマンドは 引数に --help を付けて実行
32ビット用のコマンドプロンプトを実行
32ビット用の Windows アプリケーションは \Windows\SysWOW64 フォルダ内にあります
フォルダやファイルを作業する時の基本コマンド
1) dir /A:-D /B 2) dir /A:-D | sort /R 3) cd . 4) cd .. 5) cd \ 6) cls 7) start .
dir コマンドは、指定したフォルダの中にどのようなファイルまたはフォルダを表示します。/A オプションは、どのような種別のリソースを表示するかを指定します。/A:D だとディレクトリ(フォルダ)のみで、/A:-D だとディレクトリを表示しないということになります。
cd コマンドは指定したディレクトリへの移動になりますが、. と .. は、相対パスです。\ は同一ドライブ内のルートとなります。その他、ディレクトリを絶対パスで指定をする事ができます。パスの指定は dir でも同じ指定で可能です。
start . で現在のフォルダでエクスプローラを開きます
クリップボードへのコピーと取得
1) echo あいうえお | clip 2) powershell get-clipboard
1) コマンドプロンプトの標準出力をパイプで clip に渡す
2) クリップボードの内容を取得して標準出力に出力して表示する
ネットワーク関連の基本コマンド
1) ping -4 PC名 2) ipconfig /all 3) net view \\PC名
サービスの開始と終了
サービスの処理は通常管理者権限のコマンドプロナプトから実行する必要があります。
管理者権限のコマンドプロンプトは、通常のコマンドブロンプトのタスクバーにあるアイコンを SHIFT+CTRL キーを押しながらクリックします
1) net start サービス名 2) sc start サービス名 3) net stop サービス名 4) sc stop サービス名
net コマンド は、サービスの処理が終了するまで、コマンド処理が待機します。sc コマンドは サービスの処理の結果を待ちません
コマンドプロンプトで 10秒スリープ
1) timeout 10 2) timeout /NOBREAK 10 3) powershell sleep -m 10000
※ /NOBREAK は、キーが押されても無視し、指定時間待ちます( CTRL+C では終了します )
レジストリのキーと値を取得する
reg query "HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\ODBC\ODBCINST.INI\ODBC Drivers" /s
※ /s は、再帰的にサブキーと値をすべて照会します
GUIDをクリップボードにセット
echo Set TypeLib=CreateObject("Scriptlet.TypeLib"):Wscript.echo TypeLib.Guid>%temp%\_.vbs&cscript.exe /NOLOGO %temp%\_.vbs | clip
誰でもフルアクセスできる共有を作成
net share temp=%temp% /grant:everyone,full /cache:documents /remark:"一時共有"
削除は以下のようにして行います
net share temp /delete
作成した共有を使用してネットワークドライブを割り当てます
net use t: \\%computername%\temp
※ 以下は割り当ての削除です
net use t: /delete
シャットダウンダイアログの表示
echo Set sh=CreateObject("shell.application"):sh.ShutdownWindows>%temp%\_.vbs&wscript.exe %temp%\_.vbs
キャラクタセットを変更する
1) mode con cp select=65001 2) mode con cp select=932
1) UTF-8
2) SHIFT_JIS
バックアップに xcopy を使用する
xcopy.exe "コピー元ディレクトリ" "コピー先ディレクトリ\" /D /E /C /S /Y
/D:月-日-年
指定された日付以降に変更されたファイルをコピーします。日付が指定されなかったときは、送り側の日付が受け側の日付より新しいファイルだけをコピーします。
/E ディレクトリまたはサブディレクトリが空であってもコピーします。
/C エラーが発生してもコピーを続けます。
/S 空の場合を除いて、ディレクトリとサブディレクトリをコピーします。
/Y 受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しません
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