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2020年09月07日

コマンドプロンプト

設定スクロール表示を一時停止する全画面表示入力コマンドを履歴から選択基本的なコマンドと環境変数の組み合わせリダイレクトでテキストファイルを作成するコマンドの使い方を見る32ビット用のコマンドプロンプトを実行フォルダやファイルを作業する時の基本コマンドクリップボードへのコピーと取得ネットワーク関連の基本コマンドサービスの開始と終了コマンドプロンプトで 10秒スリープレジストリのキーと値を取得するGUIDをクリップボードにセット誰でもフルアクセスできる共有を作成シャットダウンダイアログの表示キャラクタセットを変更するバックアップに xcopy を使用する

設定

サイズは自由ですが、ここではテンプレートとして幅はレガシーなサイズを使用しています

スクロール表示を一時停止する

コマンドプロンプトウインドウをクリックして下さい
再開は任意のキーやマウスの右クリックです。なので、できるだけすぐスクロールを止めたい場合は CTRL+C を連打(2回)します
スクロール表示内容をしっかり見たい場合は、more にパイプで渡します
dir c:\windows\system32 | more
more の結果を一行づつ進めるのは Enter で、ページ毎に進めるのは space です

全画面表示

( ALT+TAB で他の実行中のウインドウを表示しています )
F11 または、ALT+Enter で全画面表示となります。
どちらで実行しても、F11 または ALT+Enter で元に戻ります

入力コマンドを履歴から選択

F7 で開いて、ESC で閉じます。上下カーソルで選択して Enter で実行されます。
コマンドライン上で上下矢印キーで実行せずに選択できます

基本的なコマンドと環境変数の組み合わせ

1) cd \u*\%username%\des*
2) cd %appdata%
3) echo %cd%
4) start %temp%
1) フォルダ文字列にワイルドカードと環境変数を使用してデスクトップへ移動します。
2) Users\ユーザ名\AppData\Roaming へ移動します
3) 現在のフォルダを表示します
4) テンポラリフォルダをエクスプローラで開きます

リダイレクトでテキストファイルを作成する

1) echo on > empty.txt
2) help > help.txt
3) dir > list.txt & dir c:\windows >> list.txt
4) type con > message.txt
5) type nul > message.txt
6) sort /r < help.txt > help2.txt
1) 空のファイルを作成
2) help で表示される内容を help.txt というファイルに書き込む
3) カレントのファイル一覧と、c:\windows のファイル一覧を list.txt に書き込む
4) キーボードから入力した内容を message.txt に書き込む( 最終行で CTRL+Z )
5) 空のファイルを作成
6) help.txt の内容を逆ソートして help2.txt に書き込む

コマンドの使い方を見る

🔻 引数無しで実行
🔻 /? を付けて実行
🔻 英語系のコマンドは 引数に --help を付けて実行

32ビット用のコマンドプロンプトを実行

32ビット用の Windows アプリケーションは \Windows\SysWOW64 フォルダ内にあります

フォルダやファイルを作業する時の基本コマンド

1) dir /A:-D /B
2) dir /A:-D | sort /R
3) cd .
4) cd ..
5) cd \
6) cls
7) start .
dir コマンドは、指定したフォルダの中にどのようなファイルまたはフォルダを表示します。/A オプションは、どのような種別のリソースを表示するかを指定します。/A:D だとディレクトリ(フォルダ)のみで、/A:-D だとディレクトリを表示しないということになります。
cd コマンドは指定したディレクトリへの移動になりますが、. と .. は、相対パスです。\ は同一ドライブ内のルートとなります。その他、ディレクトリを絶対パスで指定をする事ができます。パスの指定は dir でも同じ指定で可能です。
start . で現在のフォルダでエクスプローラを開きます

クリップボードへのコピーと取得

1) echo あいうえお | clip
2) powershell get-clipboard
1) コマンドプロンプトの標準出力をパイプで clip に渡す
2) クリップボードの内容を取得して標準出力に出力して表示する

ネットワーク関連の基本コマンド

1) ping -4 PC名
2) ipconfig /all
3) net view \\PC名

サービスの開始と終了

サービスの処理は通常管理者権限のコマンドプロナプトから実行する必要があります。
管理者権限のコマンドプロンプトは、通常のコマンドブロンプトのタスクバーにあるアイコンを SHIFT+CTRL キーを押しながらクリックします
1) net start サービス名
2) sc start サービス名
3) net stop サービス名
4) sc stop サービス名
net コマンド は、サービスの処理が終了するまで、コマンド処理が待機します。sc コマンドは サービスの処理の結果を待ちません

コマンドプロンプトで 10秒スリープ

1) timeout 10
2) timeout /NOBREAK 10
3) powershell sleep -m 10000
※ /NOBREAK は、キーが押されても無視し、指定時間待ちます( CTRL+C では終了します )

レジストリのキーと値を取得する

reg query "HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\ODBC\ODBCINST.INI\ODBC Drivers" /s
※ /s は、再帰的にサブキーと値をすべて照会します

GUIDをクリップボードにセット

echo Set TypeLib=CreateObject("Scriptlet.TypeLib"):Wscript.echo TypeLib.Guid>%temp%\_.vbs&cscript.exe /NOLOGO %temp%\_.vbs | clip

誰でもフルアクセスできる共有を作成

net share temp=%temp% /grant:everyone,full /cache:documents /remark:"一時共有"
削除は以下のようにして行います
net share temp /delete
作成した共有を使用してネットワークドライブを割り当てます
net use t: \\%computername%\temp
※ 以下は割り当ての削除です
net use t: /delete

シャットダウンダイアログの表示

echo Set sh=CreateObject("shell.application"):sh.ShutdownWindows>%temp%\_.vbs&wscript.exe %temp%\_.vbs

キャラクタセットを変更する

1) mode con cp select=65001
2) mode con cp select=932
1) UTF-8
2) SHIFT_JIS

バックアップに xcopy を使用する

xcopy.exe "コピー元ディレクトリ" "コピー先ディレクトリ\" /D /E /C /S /Y
/D:月-日-年
指定された日付以降に変更されたファイルをコピーします。日付が指定されなかったときは、送り側の日付が受け側の日付より新しいファイルだけをコピーします。
/E ディレクトリまたはサブディレクトリが空であってもコピーします。
/C エラーが発生してもコピーを続けます。
/S 空の場合を除いて、ディレクトリとサブディレクトリをコピーします。
/Y 受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しません
posted by at 2020-09-07 16:25 | コマンドプロンプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする