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2009年11月11日

バッチファイルでレジストリの値を判断材料にする



バッチファイル : VS9.0のMicrosoft純正バッチ処理 : For /F : バッチファイルでレジストリの値を判断材料にする

For コマンドの詳細は、コマンドプロンプトで for /? とすると表示されますが、非常にわかりにくいものです。そして、構文の中でも For /F で別のコマンドの表示結果をキャプチャして使う方法は非常に利用範囲の広いのですが、けっこう複雑で利用方法は一般に見えにくいですが、Visual Studio 9.0 に、ビルド用の環境変数を設定するバッチファイルがあって、これがとてもいいサンプルだと思います。


FOR /F ["オプション"] %変数 IN (`コマンド`) DO コマンド [コマンド パラメータ]

    ファイル名セットは、1 つ以上のファイル名です。各ファイルが開かれ、読み
    取られ、処理されてから、ファイル名セットの次のファイルに進みます。処理
    には、ファイルの読み取り、個々のテキスト行への分割と、0 個以上のトークン
    への解析が含まれます。その後、変数値を見つかったトークン文字列に設定して、
    for ループの本体が呼び出されます。既定では、/F は、各ファイルの各行から、
    空白で区切られた最初のトークンを渡します。空白行はスキップされます。既定
    の解析動作を変更するには、オプションの "オプション" パラメータを指定しま
    す。これは、異なる解析オプションを指定する 1 つ以上のキーワードを含む、
    引用符で囲まれた文字列です。キーワードは、次のとおりです:

        eol=c           - 行末のコメント文字を指定します (1 文字)。
        skip=n          - ファイルの先頭でスキップする行数を指定します。
        delims=xxx      - 区切り文字のセットを指定します。これは、既定の
                          区切り文字であるスペースとタブを置き換えます。
        tokens=x,y,m-n  - 各繰り返しに対して、各行から for 本体に渡すトー
                          クンを指定します。これにより、追加の変数名が割り当
                          てられます。m-n の形式は範囲で、m 番目から n 番目の
                          トークンを指定します。tokens= 文字列の最後の文字が
                          アスタリスクである場合は、追加の変数が割り当てられ、
                          最後のトークンが解析された後、行に含まれている残り
                          のテキストを受け取ります。
        usebackq        - 次の新しい表示形式を指定します。逆引用符で囲まれた
                          文字列がコマンドとして実行され、一重引用符で囲まれた
                          文字列がリテラル文字列コマンドになりファイル名セット
                          のファイル名を二重引用符で囲めるようになります。
posted by at 2009-11-11 11:47 | コマンドプロンプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする