PHP はサーバで動作する処理を記述する言語です。サーバの CPU で処理されます。しかし、ユーザが利用するのはブラウザであり、自分のすぐ近くにある PC の CPU で処理されたものです。ですから、WEBアプリケーションを作成するには画面のレイアウトを定義する為ので、サーバへデータへ送る為の入力画面を作成する必要があります。
その際、サーバの為に必須となる要素が FORM です。そして、その中に記述されたものが送信データとなります。但し、送信データとなる要素は限られており、が最も良く使用され、type 属性によってその利用方法も変化します。
1) text | 改行のない通常のテキスト入力 |
2) | 複数の選択肢より一つだけ選択できるコントロール |
3) | 選択するかしないかの2択を表現するコントロール |
4) | 内容は text と同じだが画面には表示されないコントロール |
5) | いわゆるカレンダーコントロール |
6) | ファイルアップロードに使用するコントロール |
この他にも type 属性で指定可能な値はありますが、上記は WEBアプリケーションとして
最低限必要な UI を提供してくれます。
ただ、
7番目として
の場合は、
サーバへデータを送信する為のボタンとなり、
属性に指定した値が
ボタンの文字列となります。そして、データをサーバへ送る為のコントロールに必ず必要な属性が
属性であり、
この属性が無ければサーバへは送られません。また、この属性に指定した値がサーバ側の
スーパーグローバル変数のインデックス部分にセットされる事になっています。
あと、画面よりサーバへデータを送る要素としてとても重要なコントロールがあり、一般的には『
コンボボックス』と呼ばれますが、
要素名としてはとなります。この要素は
属性を指定するといわゆる『
リストボックス』というコントロールに変化します。そして、この要素の中に
要素を指定して
選択肢を設定する事ができます。
この選択肢には、
属性で
サーバへ送りたい値を設定しておき、利用するユーザにはテキストで意味を表現して
この要素の終了要素で挟んで表示させます。
最後に、複数改行を入力可能ないわゆる
文章を入力可能な要素が
です。
初期値はこの要素の開始要素と終了要素の間に挟んで準備する事が可能です。
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at 2021-06-26 13:51
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プログラマ用
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