Windows にはと言う手軽に扱える二つの言語を使ったスクリプト言語のプラットフォームがあります。 かつては VBScript を使う事が多かったですが、現在では VB 系は Excel のマクロである VBA のみが生き残っているのみで、現実的にはを利用する事となります。 その為、ソースコードの拡張子はとなり、Windows のエクスプローラからダブルクリックで実行するアプリケーションは.exe となります。しかし、処理としてはバッチ処理が主な目的となる為、コマンドプロンプトで実行する事を前提として、cscript.exe で実行させるという事を考え、Visual Studio Code でそのようにビルドタスクの実行で処理できるように、.vscode ディレクトリ内に.json を置いて適正な値を設定します。 このプラットフォームで利用可能なクラスは COM と言うテクノロジーで作成されており、Windows にはデフォルトで使用可能なクラスがいくつか存在します。 ◎ 基本的な部分をサポートするクラス => .Shell ◎ OS に近い部分の処理 => Shell. ◎ データベースの接続 => ADODB. ◎ データベースの読込 => ADODB. ◎ バイナリデータの処理 => ADODB. ◎ メール処理 => CDO. ◎ インターネットアクセス => Msxml2. ◎ テキストファイルの処理 => Scripting. その他にも重要なクラスとして(MIcrosoft Excel がインストールされている必要があります)、 .があります。 これらのクラスをインスタンス化するには、 new ("クラス名") という記述によってインスタンス化します。 さらに、これらの処理は拡張子が .hta であるでも実行が可能で、ブラウザ上で使用可能な jQuery も使えます。そして、そのデバッグにはを使用できるようにする為に特殊な設定を行って一般の WEB 上でも稼働が可能となります。
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2020年11月30日
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前述の大きな機能以外にも、Google Chrome に関する知識として重要なものがいくつかあります。 ◎ 表示しているページのコンテンツを全て保存してローカルで再現できるようにするにはメニューからを実行します ◎ URL をデスクトップからすぐ開く為のアイコンを作成するにはその名の通り『ショートカットの作成』をメニューから実行しますが、Chrome をアプリのように開くには保存時ににチェックを入れます ◎ Google Chrome を終了する時にログインしているサイトからログアウトさせるには、chrome://settings/cookies で表示される設定画面のでサイトを登録する。 ◎ 前述のツールの中の設定ページのセクションにあるチェックボックスで JavaScript を無効にする事ができます。◎ Chrome 以外のブラウザでも可能ですが、ブックマークに javascript: を記述して、その後ろに JavaScript の処理を記述し、最後に void(0) を記述するとそのページに対して直接 JavaScript を実行できるようになります。これを一般的にと呼びます。
◎ キャッシュ削除するダイアログの表示は、他のブラウザでも一般的にキー +キー +キーです ◎ 表示しているページで強制的にキャッシュを削除したい場合はツールを表示させて再読み込みアイコンを右クリックしてメニューを表示させてを選択します
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WEBアプリケーションはサーバ側の処理を PHP とすると、クライアント側の処理はととで構成され、クライアント側は Google Chrome で表示される事を前提として授業を行っています。 クライアント側の情報は、Google Chrome のツールという機能によって容易に参照が可能ですが、機能は多岐に渡り複雑なので使いこなすにはかなりの訓練が必要です。この機能の起動はキーを使うか、ページ上で右クリックしてメニューからを選択します。そしてこの機能の中でも重要なものが以下の機能となります。 1) エレメンツ ページで使用されているやの情報をページ上のコンテンツをマウスでクリックする事によって読み取ります。 2) コンソール ページ上で実行されたの結果や、ページ上に対してで直接処理を実行する事ができます。 3) ネットワーク ページ上のコンテンツが行ったインターネットとのアクセスの内容を知る事ができます。 4) アプリケーション ページに対して PC が個別に保存しているやの情報に対して参照・登録・修正・削除の機能を持っています。
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レジストリは Windows の重要な設定が保存されており、知識の無いものが不用意に変更すると Windows が動かなくなります。しかしエンジニアやプログラマはその意味を知っておく事はとても重要です。 レジストリの情報の追加・変更・削除はというアプリケーションで行い、コマンド文字列は.exe です。 レジストリの構造はツリーになっており、理解しておくべき大きなツリーが 3 つあります。このうち、PC のソフトウェアの設定に使われるのがです。 学校の Google のアカウントで Google ドライブを利用する際、通常の HDD と同じように繋げるアプリケーションをと言います。 しかし、このアプリは問題もあるので、バックアップに使う場合 xcopy では無くを使用する必要があります。このアプリケーションはが必要なので、自宅で利用する場合は継続利用も問題無いですが、学校で使う場合は授業終了時にする必要があります。 Google ドライブに保存したいデータを他の学生も見れるようにするには、を作成して『メンバーを管理』からユーザを追加する必要があります。このような処理は、Google スプレッドシート単位でも行う事ができるので、自分専用の場所から Google スプレッドシートのをコピーして見て欲しい相手にメール等で渡す事ができます。さらにそのユーザに対して『閲覧者』ではなく『編集者』にすると言うようなを与えるとお互いに修正作業が可能になります。
このようにインターネットを介してデータをお互いに見たり変更したりする事は特殊なアプリケーションが必要になりますが、Windows で教室内の他の PC と行う場合にはエクスプローラからの設定で可能です。フォルダを右クリックしてを選択してから表示されるダイアログでタブを選択して設定しましょう。
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コマンドプロンプトで処理を実行する方法は、エンジニアとしてプログラマとして必要不可欠で重要な知識です。最低限のコマンドを知り、複数のコマンドを記述する拡張子が .bat であるの利用方法を知っておく事は Windows と付き合っていく上で避けられ無い事です。( Unix や Linux でも同じです ) コマンドプロンブトは、プログラムを実行できる場所で cmd.exe を実行する事によって開きます。 コマンドプロンプトを開いたならば、最低でも以下のコマンドが必要になります。 => カレントディレクトリのディレクトリとファイルの一覧表示 => 他のディレクトリへの移動 そして、コマンドプロンプトが表示しているディレクトリをエクスプローラで開くにはと入力します。 コマンドプロンプトで一般的に使用できるコマンドはと入力すると見る事ができますが、スクロールしてしまうので全ての内容を確認するにはを使用して more コマンドをつなげます。 あるいは、( > ) を使用して表示内容をファイルに出力する事ができるので、出力したテキストファイルをエディタで確認します。また、コマンド単位の詳細説明は、引数無しでコマンドを実行すると表示される事もありますが、一般的には引数にを入力します( 英語系のコマンドでは --help と入力する事が多いようです )。 一度実行したコマンドは、コマンドプロンプトウインドウを閉じるまで保存されているので、キーで順に探すか、キーで一覧をウインドウから選択できます。コマンドプロンプトのウインドウは、普通のウインドウのようにマウスでサイズを変更できますが、デスクトップを全て占有する表示に切り替えるにはキーを使用します。 コマンドプロンプトのウインドウで cmd.exe を実行すると階層構造の実行になり、一つ前に戻るにはを入力します。 コマンドプロンプトのウインドウが開いている場合、管理者権限でコマンドプロンプトのウインドウを開く方法は、キーとキーを押しながらタスクバーのコマンドプロンプトのアイコンをマウスでクリックします。
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コンピュターアイコンを右クリックして『管理』を選択して表示されるウインドウはWindowsを管理する上で重要な UI が多く登録されています。その中で特に5つの知っておくべき機能の概要が以下となります。 1) => システム全体から出力される OS 寄りのメッセージのリスト。 2) => 定義されたタイミングでタスクを実行する事ができます。 3) => ネットワークドライブの割り当てで使用するリソースの一覧です。 4)ローカルユーザーとグループ => ログインユーザのメンテナンスを行います。 5) => システムで実行中の常駐アプリケーションの停止を行ったり、状態を知る事ができます この内、5) で実行中のアプリケーションは個別の名称で登録されており、その名称を使用してコマンドプロンプトから停止する事ができますが、コマンドの種類には2種類あり、個別の名称を Spooler とすると、一つはSpooler、もう一つはSpooler と入力して実行します。 最初のコマンドは処理が終わるまで待機し、二つ目のコマンドは実行するとすぐ終了します(バックグラウンドで実行されます)PC がネットワーク上で動作する為に、それぞれ固有の IPアドレスを持っています。これらの情報を簡単に速く取得するには、コマンドプロンプトよりと入力します。 その際表示される情報として『デフォルト ゲートウェイ』で示される IPアドレス を持つハードウェアは、通常ネットワークの外部への出口であるルータ等が持っているアドレスです。 また、自分自身の PC名も表示されますが、そのPC名は Windows ロゴ キー とキーを同時に押す事で表示されるウインドウで確認する事が望まれます。 Windows ロゴ キーを使用したショートカットキーのうち重要なものは以下のようになります キー => Windows 設定ウインドウの HOME 表示 キー +キー => 画面上の部分キャプチャー キー => ファイル名を指定して実行 キー => エクスプローラ
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エクスプローラのアドレスバーはコマンドプロンプトと同様に処理可能で、と入力すると現在表示しているフォルダでコマンドプロンプトが開きます。 その他にも決まった文字列を入力すると特定のフォルダを開きます。例えば、テンポラリフォルダを開くにはと入力し、と入力すると、ファイルを『送る』で表示される一覧の内容を登録したフォルダが開きます。は、Windowsでドライブ装置やストレージその内部を区切ったパーティションなどを識別するために与えられる一文字のアルファベットです。 は、Windowsネットワーク上で共有されている様々な資源(ファイルやフォルダ、プリンタなど)の位置を表記する標準的な記法で、という文字を二つ重ねて記述した後に通常 PC 名が続いて記述されます。
この二つの概念を使って、新しいドライブをシステムに追加する事を『ネットワークドライブの割り当て』と言います。その場合フォルダ側にネットワーク上の共有資源の名前であるを指定します。 新しいドライブに他のPCのフォルダを割り当てるにはPC側でそのフォルダをする必要があります。その際読込のみか更新可能かの設定をフォルダのプロパティのダイアログのボタンをクリックしてその先で行います。 設定の結果の名前の確認は、コマンドプロンプトからと入力する事で最も簡単に確認できます。
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後期試験問題 1ページ目
Windows10 のメニューの Windows管理ツールにあるで、Windows Update の必要無いファイルを削除する事ができます。管理者権限で簡単に実行できるようにの詳細設定ボタンで表示される『管理者として実行』にチェックを付けておくことによって、すぐに Windows Update の必要ないファイルの削除の準備が可能です。 は、Windows で実行されるアプリケーションの情報を得る為にあらゆる手段を提供する重要な Windows の基本ツールです。
初期状態では、『簡易表示』になっているので『詳細』に変更します。そして、さらに詳細タブに移動して列を表示可能にする事によって、アプリケーションが 64ビットなのか 32ビットなのかすぐ解るようにしておくことが重要です。 そして、タブに移動して必要の無い常駐プログラム等は無効に設定しましょう。また、簡単にこの PC にログインした後起動したいアプリがここに表示されるようにするには、アプリの等をフォルダにコピーしておく事で可能になります。 このフォルダはファイル名を指定して実行から shell:を入力して開く事ができます。 Windows でアプリケーションを実行するには、そのアプリが存在するフォルダに移動して実行するか、PATH に登録して OS に探してもらうようにします。
PATH 以外も全て一覧で簡単に取得するには、コマンドプロンプトでと入力します。
2020年11月25日
レジストリ内で使用する %V が最強のようです
参考にした記事
コマンドラインに指定できるプレースホルダー詳細はリンク先を参照してください。 %V は Microsoft が使用していたコードをそのまま使っていましたが、あらためて調べてみると、変遷があったのか、結局 %V だと他の方法もトライするみたいですね。
以下は Visual Studio Code 用の記述です
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Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\VSCode] @=hex(2):43,00,6f,00,64,00,65,00,20,00,67,30,8b,95,4f,30,00,00 "Icon"=hex(2):43,00,3a,00,5c,00,61,00,70,00,70,00,5c,00,56,00,53,00,43,00,6f,\ 00,64,00,65,00,5c,00,43,00,6f,00,64,00,65,00,2e,00,65,00,78,00,65,00,00,00 [HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\VSCode\command] @=hex(2):22,00,43,00,3a,00,5c,00,61,00,70,00,70,00,5c,00,56,00,53,00,43,00,6f,\ 00,64,00,65,00,5c,00,43,00,6f,00,64,00,65,00,2e,00,65,00,78,00,65,00,22,00,\ 20,00,22,00,25,00,56,00,22,00,00,00
※ レジストリのデータが 16 進数になってるのは、REG_EXPAND_SZ になっているせいです。
REG_SZ の場合
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\VSCode] @="Code で開く" "Icon"="\"C:\\app\\VSCode\\Code.exe\"" [HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\VSCode\command] @="\"C:\\app\\VSCode\\Code.exe\" \"%V\""
ちなみに、C:\app\Code\Code.exe --extensions-dir="c:\app\code\ex" のようにコマンドラインに拡張のインストール場所を指定可能です
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<% if:page_name eq 'archive' -%> アーカイブページでのみ表示される内容 <% /if %> <% if:page_name eq 'category' -%> カテゴリページでのみ表示される内容 <% /if %> <% if:page_name eq 'tag' -%> タグページでのみ表示される内容 <% /if %>この記述は、以下の場所で使用します![]()
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